かつて川は子供が遊ぶ場所だったが、今はいけない事なのか?
情報提供:平島さん
今回情報を提供してもらった場所は野田線【南桜井駅】を下りて15分程歩いていくと見える新堀川。今回の撮影は、下記の地図の”赤店”周辺です。(埼玉県春日部市 永沼)
鳥が集まり自然が豊かな川にゴミが多いことを知ってほしい。
様々な種類の鳥達が集まったり、近くのクヌギの木ではカブトムシが採れたりと、恵まれた自然環境の中に、ゴミが多く捨てられている。
線路沿いを上流に上っていくと、だんだんゴミは増えてくる。道路から捨てられたものか、上流から流れてきたものか。話を聴いてみたけど、例えここにゴミを捨てる人が少なくても、それが継続していればゴミは増えるのでは。
ゴミがたまっている。
橋からの撮影。
近づいての撮影。川の水自体はとてもきれいです。
川はかつて子供が遊ぶ場所であったが、今はいけない場所か?
「子供が川に入っている!」そんな通報があったと聞いて、昔は子供時代に川で遊んで自然を楽しみながら子供心を育んで来たものだけど、今の時代は川で遊ぶのはいかない事なのか。
この地は街も発展しているけど、少し外れれば田園や自然も多くある地域で、その中で心を育む事も出来る。(聞き込み)
ゴミの無い場所は自然なままの作りで、穏やかだ。そこに生えるクヌギに鳥がとまり、夏はカブトムシがとれる。水もきれいでとてもいい雰囲気。(ここはゴミを拾っているそうです。)
鳥の撮影は叶わなかったけど、確かに色々な鳥がそこにはいました。
茂みの深い場所。
付近に生える草達。
降りていけそうな場所で、360°カメラを棒の先に設置しての撮影。いいロケーション、子供の時、近所にこんな川があったいいと思える場所。そして、いくつか点在しているゴミは気になります。
川は雨が降って水位が上がったり、足を滑らせたり泥濘(ぬかるみ)にはまったりと、決して危険が無いとは言いいきれませんが、やはり子供時代には川で遊んで網で魚をとったり釣りをしたり自然を楽しんでいた場所。自然に触れ合って育っていった場所でもあります。
編集後記
今回はこの状況を知って欲しいと聞き、実際に行って撮影してきましたが、先ずは周辺から実際に川べりを歩いたり、降りれるところは降りてみたりと、予想以上に小鳥や水鳥がいるのを確認しながら、上流に上がっていけば、現地でのゴミの多さを知る。
自分自身、川と接して色々写真を撮りましたが、この周辺の田園や木々の残る場所は何とも言えない雰囲気、懐かしいものです。
今一度川に感心を持ってみようか。
川に対しての興味が薄れ無関心になり、危険な一面だけが浮き彫りになった、と言うのではさみしいですよね。
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