【日本酒体験】日本酒"十四代"の飲み比べをせんげん台の千石家さんで体験してきました。
せんげん台の大衆割烹千石家さんで、今回で3回目となる日本酒の会に参加です。
日本酒十四代の飲み比べ
十四代10種(注ぎ順)
本丸
角新純米吟醸
角新大吟醸
槽垂れ
中取り純米
中取り純米愛山
中取り純米山田
極上緒白
角新中取り純米生
純米吟醸雄町
(各60mlずつ)
本日の会場
大衆割烹千石家/せんげん台。地元で30年以上続く、割烹料理のお店です。
豊富な日本酒のラインナップ!(本日のお酒ではありません)
店内。
松の間が本日の会場です。
ここで十四代の会が始まります。
圧巻のラインナップ
皆さん、撮影会になっています。
気軽な撮影会から始まりますが、この存在感のある十四代の並びが今日の体験のラインナップです。
開催を待っている間に参加者と少し会話をしましたが、『これっていいお酒なんですか?』なんて言う方から、会に入選した途端色々なお店でこの日の話をまわりに話して本人もまわりも盛り上げてくれた方、過去の日本酒会にも参加してお酒に詳しい人等、参加者の日本酒の認識は様々です。
今回の参加者は、千石家さんが事前告知無しでお店に張った『十四代飲み比べ』の紙を見て決めた人達のみです。言わば日本酒に興味を持ち、お店にランダムに集まった人達です。参加費18000円(税込円)は果たして高いか安いか。それは体験して方の皆さんが答を出す事になります。
乾杯!
さぁ、千石家さんの挨拶と共に乾杯です。
最初にこの2品の料理から。
魚卵とキュウリが乗ったチーズは、胃に膜を作るためとアナウンスが。もずくとサーモンと野菜のロールは、さっぱりと前菜かな。
チーズで胃に膜を作ります。
さっぱりとはじまります。
さぁ、3つの十四代からスタートです
本丸
角新純吟
角新大吟
(撮影:ペンキ屋さん)
各自が自分の感覚で香りや味を楽しむ
一瞬、静かになった間に、声が上がり自分の好みや感想で会場が満たされていきます。
やはり本丸の人気、高いですね。純米吟醸も大吟醸もありますが、好みは自分で選べですね。今回唯一の本醸造ですが、 十四代のスタンダード的なお酒です 。自分も本丸に一票です。
お酒は各60mlでの提供ですが、実はこの3杯をじっくり比べ終わる頃には、意外と酔っています。チェイサーを飲みながら気分よくお酒の違いを楽しみたいですね。
そして日本酒会は過度に酔う場でもなく、皆さんの好みや意見交換、お酒に詳しい人が色々と教えてくれたりと、大人の飲みを楽しめる良き交流場です。
刺し盛り 海老にマグロ、蛸。
塩辛。
お酒もさることながら、合わせる料理も千石家ならでは。塩辛
熟成8ヶ月(緑) と2年3ヶ月(青)の塩辛。この日の為にと用意された塩辛は、マイルドさ熟成感が、他では味わえないつまみです。
ちょっと優雅に会はすすみます。
槽垂れ
中取り純米
先の3つの味の余韻を残しつつの槽垂れ。これ、いいです。味の良さと酸味が好みです。中取りは無難な良さが、いい感じです。
仙台牛。
ホッケの千石家特性酒粕焼き。
ここで出てくる料理は仙台牛と、ホッケの千石家特性酒粕焼き。口の中スゥと溶ける仙台牛に、ホッケの旨み。ふぅ、たまらん。
愛山
山田錦
この辺りは使った米の味が引き立つ、と言う感じでしょうか。
丁度日本酒米の話が上がっていて、『いい水で育った米は美味しい』なんて件だったので場は盛り上がりです。どうやら場がこなれてきたよう。
愛山は落ち着いた香りに、淡さとキレがあって、甘さにも優しさがあるんですよね。山田錦は、ふわり立ち香と含みのフルーティさと、『あぁ、山田錦だ』と場の一体感が生まれた感が印象的です。
牡蠣の唐揚げ。
河豚の白子。
牡蠣の唐揚げと河豚の白子が登場。下味がしっかりついた牡蠣は、そのままで。じゅわっとにじむ、たまらなさだ。白子はとろける食感と濃厚なクリーミィさが、たまりません。
では、残りの十四代と合わせて堪能です。
極上緒白
純米生
雄町
極上諸白は、甘さのある熟成した感が、するり。うまいっすね。
純米生は、華やかさのある純米で、飲み口の伸びがいいですん~するり入ります。
雄町は、今までスムーズな飲み口の酒が続いた中に、ふくよかで新酒のよう瑞々しさが。
最後にこれですか。
〆の蕎麦。いいのど越しです。
さぁ、ひと通りの十四代を味わいました。飲む順番を変えたり、置いておく事での経時変化を楽しんだり。 全10本の十四代を、千石家特性の料理と共に味わいました。この経験は、もぅこの先あるのかな、と言う程です。
千石家さん自身、『これで最後か、もう1回出来るか』です。やはり、これだけの酒を揃えるのは大変…店主の苦労がうかがえます。
でも隣では『来年もよろしく』『プレッシャーかけないでよ』なんてオーナーとメンバーの掛け合いで笑っています。
今回の日本酒会を体験し、千石家さんにひと言もらいました。
日本文化の1つ日本酒をもっと知って飲んで頂ける様に、日本食を作る立場から日々努力しています。
蔵元さん達の努力が、少しでも消費者に届きまた理解してもらえる様に年に2・3回日本酒会を開催します。
今後も続けて行きますので
ご都合がつきましたら、是非とも参加してみませんか?
初めて会う人と日本酒の話題で盛り上がりますよ!
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